1948年のクリスマスイブ

『戦場のメリークリスマス』のラストで、ビートたけし演じるハラは、戦犯として処刑される事になる。面会に来たロレンス中佐に対し別れ際に「メリークリスマス、ミスターローレンス」と笑みを浮かべるカットは、坂本龍一の音楽と合わせ、この映画を非常に印象深いものとした。ハラ軍曹にとって、クリスマスは人生の最期の日となったわけだが、彼とは逆に戦犯容疑をかけながらも起訴を免れ、クリスマスに新たな出発を迎えた人物がいる。

http://d.hatena.ne.jp/d-sakamata/20051225/p1